Cave de Turckheim

カーブ・ド・トゥルクハイム

(アルザス)

カーヴ・ド・トゥルクハイムは、1955年に創設されたアルザスの協同組合ワイナリーです。ワイン造りの長い歴史を持つこの地域で、地元の生産者たちが力を合わせ、質の高いワインを生み出すために立ち上げました。
このワイナリーは、設立当初からブドウ栽培と醸造の技術を共有し、持続可能な未来を築くことを目指してきました。60年以上にわたり、地域の生産者たちが情熱を注ぎ込み、現在ではアルザス地方を代表するワイナリーのひとつとして知られています。

カーヴ・ド・トゥルクハイムは、アルザス地方のトゥルクハイムとその周辺の丘陵地に広がる畑でぶどうの栽培を行っています。この地域は、アルザス平野とミュンスター渓谷の間に位置し、二重の断層地帯にまたがることで、多様な土壌と地質を持つユニークなテロワールが形成されています。
この豊かな環境のもとで、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ピノ・ブランなどのアルザスの代表品種が、最高の状態で育ちます。また、畑は日当たりが良く、ブドウがゆっくりと成熟するため、ワインに複雑な香りとエレガントな味わいを与えています。

カーヴ・ド・トゥルクハイムのワイン造りの根幹にあるのは、環境との共生です。

  • 2011年にオーガニック認証を取得し、地域の先駆けとして有機栽培に取り組む。
  • ビオディナミ農法の技術も導入し、畑の自然なバランスを保ちつつ、より健全なブドウを育てる。
  • 化学肥料や農薬を使わず、植物由来のエキスや自然の防除方法を採用し、ブドウ本来の生命力を引き出す。
  • 低収量で高品質なワインを目指し、生産量を厳しく管理。

「ワインのすべてはブドウにある」という考えのもと、できるだけ自然に近い方法で醸造を行っています。

  • 優しくプレス(圧搾):ブドウは丸ごと圧搾され、自然な重力を利用してタンクへ移動。機械的な介入を最小限に抑えることで、果実のピュアな風味を保つ。
  • 自然な発酵:温度管理をしながら、自然酵母による発酵を促進。品種ごとに最適な温度(15〜20℃)でじっくりと進める。
  • 長期間の熟成:発酵が終わったワインは澱(おり)の上で3〜4ヶ月間熟成。これにより、ワインに奥行きとまろやかさが生まれる。
  • 極力手を加えない醸造:不要な添加物を使用せず、ワインの持つ自然なポテンシャルを最大限に活かす。

カーヴ・ド・トゥルクハイムは、「人と土地が共に生きるワイン造り」を大切にしています。

  • 協同組合としての精神:生産者同士が力を合わせ、地域のワイン産業を支える。
  • 環境保護と持続可能な農業:オーガニック&ビオディナミ農法を取り入れ、次世代に豊かな自然を引き継ぐ。
  • 職人の情熱と最新技術の融合:伝統を守りつつ、新しい技術を活かし、高品質なワインを生み出す。

「ワインは、土地、気候、人々の想いがひとつになったもの」。その哲学を大切にしながら、カーヴ・ド・トゥルクハイムのワインは、飲む人の心に響く一杯を届け続けています。