Domaine de L'ausseil

ドメーヌ・ド・ロセイユ

(ルーション)

ドメーヌ・ロセイユは、2001年にジャック・ド・シャンセルによって南フランスのラトゥール・ド・フランスで誕生しました。理想のワインを造るため、豊かな自然が広がるこの地にたどり着き、ワイナリーの名にはオック語で「鳥」を意味するロセイユと名付けられました。自然とともに生き、土地の恵みを大切にするワイン造りを象徴しています。

フランスとスペインの国境近くに位置するルーション地方。地中海の温暖な気候と、片麻岩や粘板岩が広がる土壌が特徴です。さらに、乾燥した風「トラモンターヌ」が吹き抜け、ブドウが健やかに育つ最高の環境が整っています。ここで育ったブドウは、凝縮感のある深い味わいを持ち、ワインに豊かな個性を与えます。

ドメーヌ・ロセイユの畑には、樹齢50〜80年のカリニャン、30〜40年のシラー、50〜80年のグルナッシュ・ノワールといった、貴重な古木が育っています。これらの古木は、1ヘクタールあたり10〜20ヘクトリットルという非常に少ない収量しか得られません。しかし、その分だけブドウの果実には旨みが凝縮され、力強く奥深い味わいのワインが生まれます。
また、近年ではシラー、ムールヴェードル、グルナッシュ、ミュスカといった若木も植えられ、現在は樹齢5〜10年を迎えています。これらの新しい畑が、これからのワイン造りを支える大切な存在となっています。
ロセイユは、小規模だからこそ一本一本のブドウにしっかりと手をかけ、品質を重視したワイン造りを行っています。 2001年以降、化学肥料を一切使用せず、自然環境に配慮したオーガニック農法を採用。雑草は機械や動物による耕作で管理し、土壌には堆肥を施して豊かな生命力を維持しています。
畑の周囲に広がる地中海性低木林「ガリーグ」も丁寧に手入れし、多様な生態系を守りながら、土地そのものの力を引き出す栽培を続けています。こうした努力が、テロワールの個性を最大限に活かしたワインへとつながっているのです。

収穫はすべて手作業で行い、ブドウは12kgの小さなカゴに入れて丁寧に運ばれます。品種ごとに小さなタンクで別々に醸造し、ワインの個性を最大限に引き出します。

  • 白ワインは房ごと優しく圧搾し、フレッシュでピュアな味わいに。
  • 赤ワインは果梗を取り除き、じっくりと発酵させて深みのある仕上がりに。

発酵は自然酵母の力を活かし、外部からの酵母添加は一切なし。SO₂(二酸化硫黄)の使用も最小限に抑え、できるだけ自然な醸造方法を守り続けています。さらに、ワインはステンレスタンクやフランス産オーク樽で丁寧に熟成させ、なめらかでバランスの取れた味わいへと仕上げていきます。

ロセイユのワインは、AOC「コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・ラトゥール・ド・フランス」の赤ワイン、天然甘口ワインの「リヴザルト」、そして地元のテロワールを活かしたコート・カタランの赤・ロゼ・白ワインなど、多彩なラインナップを揃えています。
大切にしているのは、「自然の力を活かし、土地の味をそのままワインに表現すること」。
一本一本のブドウに寄り添い、手間ひまをかけながら、自然とともに生きるワイン造りを続けています。
ロセイユのワインには、南フランスの太陽、風、大地、そして造り手の情熱が詰まっています。 その一杯から、特別なひとときを感じてください。